2020年01月14日

真言宗の葬儀とはどのようなものか

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真言宗の葬儀とは、一体どのようなものなのでしょうか。まず、この宗派においては真理を求め続けた先に救いの道があるという考え方をしています。よって、お葬式の解釈も他の宗派とは違っている点が多々あるのが事実です。

真言宗のお葬式は、大日如来のいる密厳浄土に故人を送るための儀式という解釈をしており、大日如来の周りに仏や人間がいる層がたくさん重なっているという解釈をしているので、密厳浄土は身近なものだという訳です。密厳浄土に故人を無事に送ってあげるためにも、生きている間に身についた悪い習慣や考えなどをお葬式の中でそぎ落とし、綺麗な状態にして供養をします。

さらに、葬儀の中では他の宗派には見られない儀式が行われます。その儀式とは、故人が仏の位に入ることが出来るようにするためのもので、故人の頭に水をかけ、護摩をたいて明真言を唱えるという内容です。このようにして、他の宗派とは違った点があるので、真言宗の葬儀に参列するときには服装などはどうすれば良いのだろうかと不安になる人も多いかもしれません。

しかし、服装などに関しては他の宗派のお葬式と大きく違った点は無いので、他のお葬式と同様の服装をして行くと良いのではないでしょうか。